養親になることを考えているご夫婦へ
愛ある家族を形成するプロセスを
お手伝いいたします
私たち(養親さん)から見たベアホープ
私たちの生活に合わせた養子縁組のプロセスをお手伝いしてもらいました。
研修で詳しく学んだことで、安心して子どもを受け入れることができました。
家庭訪問では、緊張したけどじっくりと時間をかけて色々お話できる良い機会でした。
手続きはわからないことばかりでしたがいつでも質問ができ、安心して進めることができました。
受託後の子どもの健康の心配事など、実親さんの情報も丁寧に教えてもらいました。
養親同士の繋がりがあり、子どもに何をどう伝えるのかいつでもスタッフに相談に乗ってもらっています。
プロセス
STEP1
研修受講・審査申込
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STEP2
家庭訪問
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STEP3
待機家庭登録
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STEP4
委託
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STEP5
申立て
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STEP6
審判確定まで
STEP1
研修受講・審査申込
・研修受講
法律に定められている研修※1に参加していただきます。動画研修(オンデマンド配信講義)、オンラインで行われるZoom講義の順に進めていただきます。座学研修は全てご自宅から受講いただきます。
トップページ「養親希望者さんへのお知らせ」に掲載する「養親希望者向け研修・ワークショップ」から動画研修及びZoom講義への参加お申込みが可能です。
・審査申込
研修受講(動画研修、Zoom講義)を修了されたご夫婦から審査の申し込みが可能です。
STEP2
家庭訪問
書類審査を終えられ、次のステップに進むこととなったご夫婦には、家庭訪問させていただき、特別養子縁組へのお気持ちやお二人についてのお話を伺います。
STEP3
待機家庭登録
すべての書類審査と家庭訪問の結果、ベアホープでお子さんの委託の可能性が充分ある場合、待機家庭となっていただきます。このときにはいつでも休暇を取ってお子さんを迎えることができるようにしてください。
STEP4
委託
お子さんの委託についてご連絡します。受託を希望される場合、準備が必要な用品やお迎え等について随時連絡させていただきます。
STEP5
申立て
お子さんの委託後1か月ほどしたら、家庭裁判所への申し立てをしていただきます。書類の準備などはお手伝いさせていただきます。
STEP6
審判確定まで
申し立て後、審判確定までに6か月以上の試験養育期間を設けることが定められています(民法817条の8)。この期間に、随時育児相談や家庭訪問によるフォローアップ等、サポートさせていただきます。
よくある質問
- まず何をしたらよいでしょうか?
- 最初の一歩はちょっと勇気が必要な方もいらっしゃるかもしれませんね。まずは、私たちのことを知っていただきたいと思います。養親希望者メールフォームから、資料の請求をしてください。お時間が許せば、同時に動画研修とZoom講義を受講してくださると、特別養子縁組の全体像がわかり、その後の手続がスムーズに進むと思います。
- 特別養子縁組の法律上の要件はなんでしょうか?
- 民法では、特別養子縁組は婚姻しているご夫婦で、養親のどちらかが25歳以上、もう一方も20歳以上であることと決められています。残念ですが、この要件を満たしていない方(内縁関係である、ご年齢が若い等)は、現在の法律の下では、特別養子縁組を行うことができません。
- ベアホープが求める要件はありますか?
- ベアホープでは、次のようなことを大切に考えています。
①心身共に健康で、婚姻期間が一年以上(法的に婚姻関係にあり、かつ実際に同居している期間)のご夫婦
②養子縁組は子どもの為であることを理解できるご夫婦
③迎える子どもの性別や病気、障害の有無を問わないご夫婦
④共働きの場合、お子さんを迎えた時には審判が確定するまでお仕事をお休みできるご夫婦
⑤受託したお子さんの為に養育環境を整えていただけるご夫婦
⑥経済的に安定しているご夫婦
⑦良い夫婦関係を継続する為に努力をしているご夫婦
⑧ベアホープを信頼してくださるご夫婦
詳しくお知りになりたい方は、養親希望者メールフォームから資料請求にてお問合せください。
- ベアホープでは年齢に関する制限はありますか?
- ベアホープでは、受託時のお子さんとの年齢差は45歳差までとしています。(ご夫婦間で年齢差がある場合、年上の方を基準といたします。)審査にかかる期間を予測するのが困難なため、お申し込み時は44歳差までとなります。
ただし、病気や障害が明らかなお子さんの受け入れをしてくださるご夫婦は、年齢差の要件緩和をご希望いただけます。
- 登録をしたのに子どもの紹介がないことはありますか。
- 書類審査や家庭訪問を終了し、待機家庭(お子さんの受託準備が整った登録家庭)として登録したご家庭には、特別な事情等がない限りお子さんの紹介がないということはありません。ただし、書類審査や家庭訪問の過程で、お子さんの委託の可能性がないと判断した場合には、待機家庭に登録していただくことができないことをご了承ください。
- 子どもの性別は選べますか。
- 選ぶことができません。
- 子どもの名前をつけることはできますか?
- 実親さんが養親さんに命名して頂きたい場合はできます。実親さんがご自身で命名したいと希望した場合には、実親さんにお名前を付けていただいています。但し、あまりに突拍子のないお名前や世間一般から受け入れがたいお名前の場合には、実親さんにお名前の再考を促すようにしています。実親さんが心を込めてつけたお名前は、実親さんからのプレゼントとして大切に使っていただき、変更することは避けていただいています。
- 養子縁組を子どもや周りに知られずにできますか?
- できません。特別養子縁組によって法律上は実子と同じになりますが、それでも戸籍謄本を見るとわかってしまいます。親子間に秘密がある事は健全ではありませんし、国連の子どもの権利条約においても、子どもが自身の出自を知る権利を守るようにと規定されています。養子である事をどうお子さん自身が受け入れていくのか、そのプロセスについても、是非お手伝いさせていただければと思います。
- 共働きでも大丈夫ですか?
- ベアホープの半分以上のご家庭が共働きのご夫婦です。ただ、お子さんを迎えてから裁判が成立するまでの約10か月(あくまで一般的な期間です)、育児に専念するためにお休みをとっていただく必要があります。特別養子縁組でお子さんを受託された場合、お子さんの年齢によっては育児休業を取得することができるので、ご自身の職場で手続きについてご確認ください。
- どんな子どもがお家に来ますか?
- ベアホープのスタッフ一同、みなさんのご家庭にぴったりのお子さんをお連れしたいと願い、日々の仕事に励んでいます。お腹の中にいる時には、あまり多くの情報はありませんが、私達が知りうる限りのお子さんに関する情報はすべてお伝えします。生まれているお子さんに関しては、十分に情報をお伝えできるかと思います。その上で、そのお子さんを受け入れたいのかどうかを、ご家族で決めてくださいね。
どんなお子さんが新しい家族として加わるのか、これからを心待ちにしていただけると嬉しいです。
- 委託される子どもの年齢は赤ちゃんだけですか?
- ベアホープで委託したお子さんの9割以上は0歳児ですが、最近の傾向として、ご年齢の高い養親さん希望者も増えてきており、それにつれて年齢の高いお子さんの委託も可能になってきています。2019年6月に民法が改正されて15歳未満のお子さんの特別養子縁組が可能になりました。しかし、民間あっせん機関で高年齢児の委託をするには様々な課題があるのが現状です。
- 費用について教えてください。
- ベアホープでは、①書類審査、②オンライン家庭訪問、③実地家庭訪問、④委託、⑤裁判成立という5回にわけて費用を請求いたします。費用の詳細は、資料としてお送りしております。ご興味のある方は、養親登録手続きに関するご相談ボタンから、メールフォームにてお問合せください。
- 子どもを迎えるまでにどれくらいの期間がかかりますか?
- お申込み手続き開始から待機家庭登録(子どもの受託準備が整った家庭として登録すること)までの期間は、平均約6か月です。ご夫婦によって養子を迎えるための準備に必要な期間は異なるため、ご夫婦のペースでご準備を進めてください。待機家庭登録後、子どもを迎えるまでの期間はケースバイケースであり、一概に申し上げることができません。
- 児童相談所の里親研修を受講する必要はありますか?
- その必要はありません。
- これまでの委託件数はどれくらいですか?
- 2017年度は24件/2018年度は35件/2019年度は37件/2020年度は43件/2021年度は25件/2022年度は41件/2023年度は37件です。
- 実子がいても大丈夫ですか?
- 特別養子縁組は「子どもが愛される家庭で育つ権利を守るもの」ですので、実子や養子がいらしても、登録していただきたいと思っています。
- 子どもを受託した後はどんなサポートを受けることができますか?
- 委託時にサポートの為のSNSをスタッフ数人と組みます。そこでいつでも心配な事などをご相談いただけます。対応するスタッフは助産師、保健師、社会福祉士、公認心理師です。また養親さん同士のネット上のコミュニティもあり、さまざまなトピックで情報交換が出来る様になっています。
また、法律で決められている委託後の家庭訪問や、毎月の養育状況の確認等も行っています。裁判が終わったあとは、お子さんは法律上は実子と同じになりますが、お子さんが成長する過程で、養子縁組ならではの悩みやご心配も出てくるでしょう。そんな時にもいつでもご相談下さい。お子さんが16歳になるまでは、毎年、成長のご様子等をお伝えいただき、いつでもお手伝い出来る様に準備してお待ちしています。